2010年03月23日

社会福祉施設での腰痛防止と危険予知でマニュアル―厚労省(医療介護CBニュース)

 厚生労働省はこのほど、社会福祉施設における腰痛防止や危険予知対策のためのマニュアルを公表した。

 社会福祉施設などを含む保健衛生業で、業務上の疾病として腰痛と認定された人は、2008年に1245人で、年々増加している。介護分野で腰痛が最も起こるのは入浴介助で、大半は移乗介助によるものという。

 マニュアルでは、利用者の体重や介助への協力の度合い、残存能力などを評価しながら、適切な介助方法を判断することや、作業で前かがみになったり、腰をひねる、反らしたりするといった「不自然な姿勢」を取る頻度を少なくするなど、リスクを低減するための工夫を呼び掛けている。このほか、移乗、入浴、トイレ介助についての具体例も示している。

 マニュアルではまた、製造現場などで日常的に行われている「KY(危険予知)活動」も紹介。職場で話し合いながら事故につながるリスクを洗い出し、注意が必要なプロセスについては、指を差しながら声を出して確認する「指差し呼称」などを行って注意を喚起する活動が、介護分野にも導入できる可能性があるとしている。


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2010年03月19日

シー・シェパード元船長、身ぶりで侵入再現(読売新聞)

 反捕鯨団体シー・シェパードの元船長、ピーター・ベスーン容疑者(44)が調査捕鯨船団の監視船「第2昭南丸」に侵入した事件で、海上保安庁がべスーン容疑者を立ち会わせて横浜海上防災基地(横浜市中区)で13日に行った昭南丸の実況見分は、約6時間に及んだ。

 ベスーン容疑者はこの日、東京海上保安部の巡視艇「ゆめかぜ」で午前10時頃、横浜港に入港。ジュラルミン製の盾を持った数人の海上保安官が囲む厳重な警備の中、昭南丸に移動し、甲板上に姿を見せた。

 捜査関係者によると、同10時半に始まったこの日の実況見分では、海上保安官がベスーン容疑者の説明を聞いて、侵入経路の現場付近で写真を撮影した。また、侵入防止用に張られた網をナイフで切って、船内に侵入した方法を身ぶりで再現させたりしたという。

 また、12日に引き続き、東京海上保安部などが、昭南丸の乗組員らから、シー・シェパードによる一連の妨害活動について話を聞いたという。

 横浜海上防災基地は実況見分のため、一般人の立ち入りが禁止されたため、上空では、実況見分の様子を撮影する報道各社のヘリ約10機が旋回。また、基地に隣接する商業施設「横浜赤レンガ倉庫」裏の広場にも、十数人の報道陣が集まっており、この様子を記念撮影する観光客らもおり、事件への関心の高さをうかがわせた。

 ベスーン容疑者はこの日、午後4時半頃まで実況見分に立ち会い、再び巡視艇で東京海上保安部の施設に戻った。ベスーン容疑者は14日、東京地検に身柄を送検される。

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2010年03月18日

スカイマークを特別安全監査、国交省が厳格対応(読売新聞)

 航空会社スカイマークで安全にかかわるトラブルが相次いだことを受け、国土交通省は15日、安全監査チームを東京・大田区の同社本社に派遣して特別安全監査を始めた。

 何らかのトラブルがあった後に実施する監査や定期監査は通常、数日間程度だが、今回は約3週間かけ、運航や整備の安全管理体制に加え、経営陣が安全運航にどのように関与しているかも調べる。

 スカイマークでは今月に入ってから、副操縦士が飛行中の操縦室内で客室乗務員らと記念撮影を繰り返したり、管制官の指示よりも高い高度で飛行したりする問題が発覚。前原国土交通相は同日、報道陣に対して「安全の根幹が揺らいでいる」と述べた後、「(特別安全監査で)徹底的に経営、運航、整備の体制をチェックする。事故が起きてからでは遅い、という思いで厳しい対応を取る」と語った。

 国交省による長期間の安全監査は、スカイマークで2006年3〜5月にかけて修理期限を過ぎた旅客機を運航するなど、整備ミスが続発した際に約2か月半にわたって実施。05年4〜5月に運航トラブルが相次いだ日本航空にも約1か月間行っている。

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