2010年06月11日

菅内閣 平均年齢59歳、政経塾出身者3人も(産経新聞)

 8日に発足した菅内閣は、前の鳩山由紀夫内閣から引き続き入閣した閣僚が12人で7割近くを占める。内閣の安定性と政策の継続性を重視した結果だといえる。初入閣した5人は、小沢一郎前民主党幹事長に距離を置く中堅・若手が多く「脱小沢」を印象づける狙いがある。ただ、国民的人気があり、事業仕分けで一躍名を上げた蓮舫氏を行政刷新担当相に登用するなど、間近に迫る参院選対策の印象もぬぐえない。

 平均年齢は、鳩山内閣(発足時)より1.7歳若返り、59.0歳。非自民連立政権の細川内閣(平成5年8月9日発足)の59.4歳とほぼ同じ。年代別に見ると最も多いのは60代で8人、50代、40代が4人だった。最年少は蓮舫氏の42歳、最高齢は亀井静香郵政改革・金融相の73歳。30代の入閣は鳩山内閣に引き続きいなかった。

 衆院出身閣僚を当選回数別にみると、中井洽(ひろし)国家公安委員長と亀井氏が最多で11回、最少は長妻昭厚生労働相の4回で鳩山内閣と変わらない。当選5、6回がそれぞれ4人ずつで最も多く、10回以上の閣僚は3人。平均当選回数は6.0回で鳩山内閣よりも1.2回下がった。

 参院からの入閣は4人。蓮舫氏は当選1回でのスピード入閣となった。民間からの登用は鳩山内閣に引き続きいなかった。

 女性閣僚は、再任となった千葉景子法相と蓮舫氏の2人。親などが国会議員だった「世襲議員」は中井氏の1人だけだった。

 党内のグループ別に見ると、鳩山内閣で入閣しなかった野田グループから野田佳彦氏が財務相に起用され、どのグループからもほぼ均等に起用された。連立を組む国民新党からは代表の亀井氏が再任された。

 出身大学別では、東大が最も多く6人(仙谷氏は中退)。続いて早大の3人、京大、慶大が2人ずつ。松下政経塾出身は、野田氏、前原誠司国土交通相、玄葉光一郎公務員制度改革担当相の3人だった。

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2010年05月29日

若手芸術家の公募展で表彰 都現代美術館(産経新聞)

 35歳以下の若手芸術家の公募展「トーキョーワンダーウォール公募2010」の授賞式が28日、江東区の都現代美術館で行われ、14人の入賞者が石原慎太郎知事らから表彰を受けた。入賞作品は29日から6月20日まで、都現代美術館に展示される。

 審査委員長の石原知事が「コンテンポラリーアートは『ゲテモノ』だが、誰もやっていないことをやらないといけない。若い芸術家には期待しますよ」と激励すると、入選者たちから拍手が起こった。

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2010年05月27日

小沢氏が連合と地方行脚、進退論封じの思惑も(読売新聞)

 民主党の小沢幹事長は19日、連合の古賀伸明会長とともに鳥取県を訪れ、夏の参院選に向けた連合との地方行脚を開始した。

 自らが抱える「政治とカネ」の問題に対し、改選議員からの不満が噴き出す中、選挙対策で力を示すことにより、党内の進退論を封じる思惑もありそうだ。

 小沢氏は19日、鳥取県岩美町で記者団から「民主党への風当たりが強い」と質問されると、憤然として「そんなことないと思いますね」と反論した。「本人が一生懸命努力して訴えれば、必ず通じる。1年前は、今よりも自民党の支持率が高い傾向が強かった」と述べ、鳩山内閣や政党支持率の下落は選挙戦に影響しないという強気の見方を披露した。

 19日夕、鳥取市のホテルで開かれた小沢氏と連合鳥取との懇談会では、地元の連合関係者約20人を前に、小沢氏が古賀氏とがっちり握手し、協力態勢の盤石ぶりをアピールした。小沢氏は「政治とカネの問題も含め、非常にご迷惑をおかけしている」と陳謝する一方、「単独過半数のためには60議席台を確保しないといけない」と高い目標を掲げて協力を求めた。

 小沢氏周辺は「前原国土交通相や岡田外相の代表時代は、連合との選挙協力もうまく出来なかった。そんな連中に小沢氏を批判する資格はない」と語る。選挙で手腕を発揮することが小沢批判封じにつながる、というわけだ。

 しかし、小沢氏が連携を図る連合の地方組織にも、民主党への不満が渦巻いているのが実情だ。

 この日の懇談会でも、あいさつに立った連合鳥取の五十嵐美知義会長が「民主党は逆風で、現場からは『かなり厳しい』という声も聞く。小沢幹事長の耳に痛い意見も出るかもしれないが、勝ってもらいたい」と訴えた。

 連合幹部との地方行脚も、大勝した2007年の参院選とは様変わりしそうだ。「2人区に2人擁立」という小沢氏の方針を巡り、2人区では連合との関係にきしみが出ており、今回の行脚は1人区を中心に限定的なものになる見込みだ。

 ただ、連合側にも今回の参院選で集票力を見せつけなければいけない事情がある。日本医師会の政治団体「日本医師連盟」が民主党候補の推薦を決めるなど、政権交代後、かつての自民党支持団体が民主党支持に傾き、存在感が薄れる恐れがあるからだ。「民主党に支持団体として注文をつけられる立場を維持できるか、連合にとっても試練になる」という声が出ている。

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